【米国】2025年の特許取得件数-上位50社発表
2026年02月NEW
米国の特許専門調査会社であるIFI CLAIMSパテントサービスが、2025年の米国特許取得件数上位50社を発表しました。
サムスンが4年連続で1位を維持し、ファーウェイは4位に浮上しました。一方で、IBMはクラウドコンピューティングやAIといった少数の重要分野に焦点を絞る戦略への変更により出願件数を減らし、ランキングを大きく下げています(8位→11位)。
| 1. 企業別ランキング 1位~10位までは以下の通りです。 | |||||
| 順位 | 会社名 (国名) | 2025年 件数 |
2024年 件数 |
前年比 (%) |
前年 順位 |
| 1 | サムスン電子 (韓国) | 7,054 | 6,377 | +10.62 | 1 |
| 2 | TSMC (台湾) | 4,194 | 3,989 | +5.14 | 2 |
| 3 | クアルコム (米国) | 3,749 | 3,422 | +9.56 | 3 |
| 4 | ファーウェイ (中国) | 3,052 | 3,046 | +0.2 | 5 |
| 5 | サムスンディスプレイ (韓国) | 2,859 | 2,596 | +10.13 | 7 |
| 6 | アップル (米国) | 2,722 | 3,082 | -11.68 | 4 |
| 7 | キャノン (日本) | 2,623 | 2,329 | +12.62 | 9 |
| 8 | トヨタ自動車 (日本) | 2,406 | 1,779 | -35.24 | 14 |
| 9 | デル (米国) | 2,301 | 1,515 | +51.88 | 17 |
| 10 | LG電子 (韓国) | 2,284 | 2,768 | -17.49 | 6 |
ランキングの詳細はこちらのURLからご覧いただけます。
https://www.ificlaims.com/rankings/top-50-2025/
| 2. 国別ランキング 1位~10位までは以下の通りです。 | ||||
| 順位 | 国名 | 2025年 件数 |
2024年 件数 |
前年比 (%) |
| 1 | 米国 | 136,131 | 143,382 | -5.06 |
| 2 | 日本 | 42,971 | 43,364 | -0.91 |
| 3 | 中国 | 30,913 | 28,258 | +9.40 |
| 4 | 韓国 | 26,147 | 24,115 | +8.43 |
| 5 | ドイツ | 14,150 | 14,044 | +0.75 |
| 6 | 台湾 | 12,024 | 10,682 | +12.56 |
| 7 | スイス | 5,569 | 5,480 | +1.62 |
| 8 | フランス | 5,429 | 5,496 | -1.22 |
| 9 | 英国 | 5,195 | 4,884 | +6.37 |
| 10 | カナダ | 4,395 | 4,506 | -2.46 |
米国で付与された特許のほぼ半分は米国企業が取得していますが、前年比で5%以上減少しており、昨年の約4%減に続く結果となりました。このように米国企業の特許取得件数は全体として減少傾向にあります。
この減少の背景には、技術変化のスピードが速い分野では特許ではなく営業秘密を活用する動きや、AIなどの特定の重点分野に研究開発投資を集中させる戦略があると考えられます。こうした傾向は、米国企業が意図的に特許出願件数を抑えていることを示しています。
米国以外の国では、日本が全体の15%を占めて2位、中国が11%、韓国が9%で続いています。欧州諸国では、ドイツが最も多くの特許を取得し、全体の5%で国別ランキング5位となりました。これら上位5か国の順位は、いずれも2024年と同じです。
3. 技術分野の動向
電気的デジタルデータ処理(G06F)やデジタル情報伝送(H04L)などの技術分野は依然として特許件数の多い分野ですが、いずれも前年より特許件数が前年比で8~9%減少しています。
一方で、画像・映像認識(G06V)や電池関連技術(H01M)は共に前年比で7%増加しており、特許活動が拡大している分野として注目されています。
詳細はこちらのURLからご覧いただけます。
https://www.ificlaims.com/rankings/trends-2025/

