【日本】「特許庁ステータスレポート 2026」が公表されました

2026年03月NEW

特許庁ステータスレポートは、特許庁の統計情報及び政策の成果をいち早く発信する、年次報告書の速報版として作成されています。
「特許庁ステータスレポート 2026 」から、以下の項目について簡単に説明します。

1.特許出願件数
2025年の特許庁への特許出願件数*1は358,317件で、2024年の306,855件から51,462件増加しました。このうち、国際特許出願件数*2は72,011件で、2024年の72,888件を877件下回りました。国際特許出願を除く特許出願件数は近年減少傾向にありましたが、2025年は2024年に続いて前年を上回りました。
日本国特許庁を受理官庁としたPCT国際出願の件数は、過去最高を記録した2019年の51,652件から漸減傾向にあり、2025年は46,305件でした。

*1特許出願件数は、特許権の存続期間の延長登録の出願を含みます。
*2 国際特許出願とは、特許協力条約に基づく国際出願であって指定国に日本国を含み、かつ日本国特許庁に国内書面が提出された特許出願です。件数は、国内書面の提出の日を基準にカウントします。

 特許出願件数

​出典:ステータスレポート;14 頁 図 1-1-1

PCT 国際出願件

出典:特許庁ステータスレポート;20 頁、図 1-1-11

2.審査の迅速化
審査請求から最初の審査結果通知(First Action)までの期間(FA期間*3)は、2025年度に平均9.1か月となり、2024年度の9.4か月から短縮されました。これは、2019年度の9.5か月を下回り、審査の迅速化が進んでいることを示しています。
また、審査請求から特許権の成立(権利化)までの期間*4も、2024年度の13.8か月から2025年度は13.0か月へ短縮され、2019年度の14.3か月と比べても迅速化が進んでいます。

出典:特許庁ステータスレポート;51 頁、図 2-1-1

*3FA期間は、審査請求から審査官による審査結果の最初の通知(主に特許査定又は拒絶理由通知書)が出願人等へ発送されるまでの期間です。
*4権利化までの期間は、審査請求から取下げ・放棄又は最終処分を受けるまでの期間です。

日本語・英語併記版
https://www.jpo.go.jp/resources/report/statusreport/2026/index.html
英語版
https://www.jpo.go.jp/e/resources/report/statusreport/2026/index.html