【インド】特許審査実務マニュアル2026案公表
2026年08月NEW
インド特許意匠商標総局(CGPDTM)は2026年8月19日、「特許審査実務マニュアル2026案(Draft Manual of Patent Office Practice and Procedure 2026(Version 4.0))」を公表しました。2019年版以来の大幅改訂となり、2024年特許規則改正や近年の主要判例を審査実務へ反映しています。なお、本マニュアルは草案段階であり、法的拘束力はなく、CGPDTMは現在意見を募集しています。
主な改訂点は以下のとおりです。
1.2024年特許規則改正の反映:審査請求(RFE)期限(優先日から31か月)、Form 27(3会計年度ごとの提出)、Section 8(Form 3)の提出期限・更新手続などを整理。
2.デジタル手続の拡充:包括的電子ファイリングにより各種手続をオンラインで一元化し、Aadhaar e-sign(インドの国民ID「Aadhaar」を利用した電子署名)にも対応。紙提出には10%の追加料金を適用。
3.判例の反映:Syngenta(分割出願)、Ferid Allani、Microsoft、BlackBerry(ソフトウェア関連発明)、Ericsson v. Lava(新規性・進歩性)などの主要判例を審査基準に組込。
4.PCT・バイオ関連実務の更新:ST.26配列表、PCT国内移行、生物材料の寄託・原産地開示、NBA(インド国家生物多様性局)への承認・登録手続に加え、WIPO CASE・DASの活用方針を明確化。
ドラフトマニュアル全文は以下URLから入手できます。
https://ipindia.gov.in/storage/uploads/others/BVlylNPNgIIG7kUMFUoeNXEVGtn3yFoS1tnAORbp.pdf

