ご注意下さい! 米国特許商標庁(USPTO)等を騙る詐欺通知書について

2021年08月

最近、USPTOを騙る組織から、お客様に特許維持年金の支払期限等に関する通知書が、郵便やeメールで届く事例が報告されています。

特許事務所を通じて手続きを行った特許出願等について、USPTOから直接お客様に特許維持年金の支払い期限等の通知書が送付されることは通常ありません。また、USPTOは特許維持年金の支払い期限が経過してから、「Maintenance Fee Reminder」という通知書を発行しますので、期限前に通知書が発行されることはありません。

お客様に直接送付されたこのような通知書は、詐欺である可能性が極めて高いため、受け取られた場合は、直ちに送金等をされないようご注意下さい。

USPTOから実際にあった詐欺通知書の一覧が下記リンク先で公表されています。Solicitations originating within the United States及びSolicitations originating outside the United Statesの項目をご参照下さい。
https://www.uspto.gov/trademarks/protect/caution-misleading-notices?utm_campaign=subscriptioncenter&utm_content=&utm_medium=email&utm_name=&utm_source=govdelivery&utm_term

また、世界知的所有権機関(WIPO)を騙る同様の詐欺通知書の報告もありますので、こちらにもご注意下さい。
WIPOが公表している詐欺通知書の一覧をご参照下さい。
https://www.wipo.int/pct/ja/warning/pct_warning.html

詐欺であるかのご判断が難しい場合には、弊所にご相談下さい。