【韓国】KIPO、バイオ・先端ロボット・AI分野の専門家採用
2025年02月NEW
韓国特許庁(KIPO)は、国のコア産業である、半導体等の先端技術分野を優先審査の対象としています。そして、2025年2月19日から、バイオ・先端ロボット・人工知能(AI)分野を優先審査対象に加えました。
詳細につきましては、弊所知財トピックス2025年1月掲載分をご参照ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/16845/
KIPOでは、半導体等の先端技術分野において、迅速かつ正確で高品質の特許審査サービスを提供すべく、民間専門家を活用しています。
今般、新たに優先審査対象に加えられた、バイオ・先端ロボット・AI分野においても、51名の民間専門家(バイオ:35名、先端ロボット:13名、AI:3名)が、任期付審査官(専門官)として採用されました。これらの分野は、産業現場においても変化のスピードが速く、高度な技術専門性が必要とされます。このため、今回の採用は高度な専門性を有する優秀な技術人材に焦点が当てられ、最終学歴の面から見ますと、博士号取得者38名(74.5%)、修士号取得者7名(13.7%)、学士号取得者6名(11.8%)と、修士・博士号の取得者率が現在特許庁に在籍中の任期付審査官(修士・博士号取得者率:79.8%)よりも高い88.2%となりました。