【シンガポール】IPOS手数料値上げ-2025年9月1日より

2025年08月NEW

シンガポール知的財産権庁(IPOS)が手数料の改定を公表しました。大部分の改定は2025年9月1日に施行され、一部については2026年4月1日に施行されます。

特許に関する主な改定は次のとおりです。

1.超過クレーム料金
現在、クレームの数が20を超える出願については、20を超えた部分につきクレーム毎に40シンガポールドル(S$)が加算されています。
改定後は、15クレームを超えた部分につきS$80/クレームの加算となります。

2.超過クレーム料金支払いのタイミング
現在、超過クレーム料金は特許付与時の手数料と共に支払われていますが、審査請求が2025年9月1日以降になされた案件で、2026年4月1日以降にオフィス・アクション(OA)応答時にクレームを補正した場合は、OA応答時に支払うことになります。

3.維持年金
5年目以降の維持年金はそれぞれ7%の値上げとなります。

4.国際調査及び国際予備審査
IPOSを国際調査機関/予備審査機関とする特許協力条約(PCT)の調査および予備審査手数料はそれぞれ、S$2,240からS$ $2,350、$830からS$900へと値上げされます。

詳細につきましては、IPOSの以下URLをご参照ください。
https://isomer-user-content.by.gov.sg/61/73d1024f-9d2c-409f-b12c-d7d44fc199cd/circular-no-3-2025.pdf