【ユーラシア】ユーラシア特許庁(EAPO)の手数料値上げと規則改正-2026年2月1日施行

2026年01月NEW

EAPOは、発明および工業デザインの出願等に適用される庁手数料の値上げと特許規則の改正を公表しました。

1. 手数料の値上げ
ほとんどの手数料が7%~25%程度、値上げされます。

特許に関する庁手数料比較 金額単位:ルーブル

手数料項目 旧料金 新料金 値上率 備考
出願(単一手続き) 65,000 70,000 約7% 調査・公開等を含む
超過クレーム料
(6~20クレーム)
6,500/クレーム 7,000/クレーム 約7.7% 21クレーム以上7,500
51クレーム以上8,000
優先権回復 28,000 30,000 約7%
早期公開 2,400 2,500 約4%
実体審査(単一発明 65,000 70,000 約7.7%
実体審査(独立クレーム加算) 38,000 40,000 約5% 3個以上
25,000/独立クレーム
特許付与・公告 42,000 45,000 約7%  
補正(審査前) 9,500 10,000 約5%
補正(審査開始後) 19,500 20,000 約2.5%
EAPOの決定に対する異議申し立て 48,000 50,000 約4%
特許付与に対する異議申し立て 65,000 70,000 約7.7%
権利回復 35,000 70,000 100%
OA応答期限延長
(12か月延長)
134,000 268,000 100% 最大24か月まで延長可能
OA応答期限延長
(24か月延長)
459,000 918,000 100%


2. 特許に関する規則改正
1)手続期限の延長制限
これまで無制限に申請可能であった手続期限の延長は、最大24か月までに制限されます。
また、延長手数料は100%の値上げとなります。
延長手数料は月毎の累進方式により算定され、最初の2か月は4,000ルーブルです。
3か月から12か月目までは前月額に4,000ルーブルを加算(4,000ルーブル/月)します。
13か月目以降は加算額が5,000ルーブル/月となります。

2)特許公報への掲載による開示
特許公報への掲載により開示された内容は、グレースピリオドの対象外となります。

3)特許不適格性の対象の拡大
以下の発明は特許の対象となりません。
・ヒトのクローン作製方法およびヒトのクローン
・ヒト生殖細胞系の遺伝的完全性を改変する方法
・産業上または商業上の目的でのヒト胚の利用

4)他国で実施された特許調査の情報提供
同一特許ファミリーに関して、他国で実施された特許調査の情報を、EAPOが出願人に請求可能となります。