【台湾】専利出願について、海外からのオンライン面接参加が可能になりました。

2022年10月

台湾智慧財産局(TIPO)は「経済部智慧財産局専利案件面接作業要点」(以下、「専利案面接作業要点」と称します。)を改訂し、2022年3月1日より、「専利出願の越境オンライン面接」を実施しています。
これにより、一定の条件下、日本にいる出願人と台湾の事務所にいる代理人が、TIPOに出向くことなく、審査官と直接オンライン面接を行うことが可能となりました。

「専利案面接作業要点」の主な改訂点は以下の通りです。
1. 当事者が、無効審判以外の案件について、TIPO以外の「適切な場所」での面接の実施を申請し、TIPOに許可された場合、オンライン面接を行うことができる。
2. 上記「適切な場所」は、以下の条件を満たさなければならない。
 ① 非公開の場所であること。
 ② TIPOが定めるハードウェア及びソフトウェアの設備を備え、良好な通信品質を維持できること。
 上記の要件を満たしていない場合、オンライン面接申請は却下される。
3. オンライン面接中の、撮影・録音・録画は原則として認められない。