【韓国】バイオ分野の優先審査が稼働
2025年10月NEW
韓国特許庁(KIPO)は、国のコア産業である、半導体等の先端技術分野を優先審査の対象としています。そして、2025年2月19日から、バイオ・先端ロボット・人工知能(AI)分野を優先審査対象に加えました。
詳細につきましては、弊所知財トピックス2025年1月掲載分をご参照ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/16845/
半導体分野同様、バイオ分野でも、迅速かつ正確で高品質の特許審査サービスを提供すべく、KIPOは民間専門家を活用しています。
詳細につきましては、弊所知財トピックス2025年2月掲載分をご参照ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/16935/
さらに、KIPOは、特許審査部の組織を改編し、バイオ分野を専門に扱う新たな組織(バイオ専担審査組織)を発足しました。これにより、バイオ分野の優先審査が本格的に稼働しました。
新たに発足したバイオ専担審査組織は、「バイオ基盤審査課」、「バイオ診断分析審査チーム」、「バイオ医薬審査チーム」、「ヘルスケア機器審査チーム」、および「ヘルスケアデータ審査チーム」の5つの課・チーム(120名)で構成され、バイオ産業生態系の全分野について、効率的で一貫した審査が可能となりました。
出願人は優先審査を利用することにより、審査請求から2ヶ月以内に、特許審査の結果を受け取ることが可能となると見られています。