【米国】USPTO、査定不服審判前の協議にPTAB審判官が参加可能に
2026年10月NEW
米国特許商標庁(USPTO)は2026年9月10日、査定不服審判(ex parte appeal)に先立って行われる協議に、特許審判部(PTAB)の審判官(Administrative Patent Judge: APJ)が参加できるようにする運用変更を公表しました。
APJが参加できる協議は、次の2つです。
①Pre-Appeal Brief Conference:審判請求理由書の提出前に行われる協議で、審査官らによる協議にAPJが加わることが可能となります。
②Appeal Conference:審判請求理由書の提出後に行われる協議で、3人目の協議者(審査官)に代わって、APJが参加することが可能となります。
APJの役割は、担当審査官への助言に限られます。また、協議に参加したAPJは、当該案件の審判決定を行うPTABパネルには加わりません。
協議の結果、審査官が拒絶を撤回した場合でも、それはPTABによる判断とはみなされないため、特許期間調整(35 U.S.C. 154(b))における遅延に関する規定は適用されません。
参加者の氏名は、①では協議結果通知書(Notice of Panel Decision from Pre-Appeal Brief Review form)に、②では審査官応答書面(Examiner’s Answer)に記載されます。
本運用変更は、別途通知があるまで有効とされています。
詳細につきましては、USPTOの以下ウェブサイトをご参照ください。
https://www.uspto.gov/sites/default/files/documents/panels-update-sep2026.pdf

