【米国】2016年の特許取得件数

2017年03月

米国の民間調査会社のIFI社(IFI CLAIMS Patent Services)は、2016年の米国特許取得件数上位50社を発表しました。

1位~10位までは、次の通りです。IBM(8,088件)、サムスン電子(5,518件)、キャノン(3,665件)、クアルコム(2,897件)、グーグル(2,835件)、インテル(2,784件)、LG電子(2,428件)、マイクロソフト(2,398件)、TSMC(2,288件)、ソニー(2,181件)。このうち、1位(IBM)~5位(グーグル)の順位は、2015年と同じです。

1位~10位までには、米国企業が5社、日本企業が2社、韓国企業が2社、台湾企業が1社入りました。IBMは、年間で過去最高を更新するとともに、24年連続で1位でした。

上位50社の国別の特許取得件数割合は、米国勢41%、日本勢28%、韓国勢15%、台湾勢4%、ドイツ勢2.6%、中国勢2.5%です。ただし、日本の主力企業の特許取得件数は、2015年と比べて減少傾向にあり、日本の特許活動が若干縮小しているようだとの分析がなされています。