【WIPO】全世界の特許出願件数が8年連続で増加、中国は138万件

2019年02月

2018年12月3日に、世界知的所有権機関(WIPO)は、2017年の全世界の特許出願件数が約317万件で8年連続で増加したことを、発表しました。

特許出願件数の第1~5位は、中国(約138万件、前年比14.2%増)、米国(約60.7万件、前年比0.2%増)、 日本(約31.8万件、前年比0.03%増)、 韓国(約20.5万件、前年比1.9%減)、 欧州特許庁(約16.7万件、前年比4.5%増)でした。これら五庁で世界総計の84.5%を占めました。

特許出願件数の第6~10位は、ドイツ(約6.8万件、前年比0.3%減)、 インド(約4.7万件、前年比3.4%増)、 ロシア(約3.7万件、前年比11.3%減)、 カナダ(約3.5万件、前年比0.8%増)、 オーストラリア(約2.9万件、前年比1.8%増)でした。

全世界の出願件数に占めるアジアのシェアは65.1%になりました。北米のシェアは20.3%、欧州のシェアは11.2%、アフリカ、中南米・カリブ諸国及びオセアニアの合計シェアは3.4%でした。

各国居住者の海外への出願件数は、米国(約23.1万件、前年比2%増)、 日本(約20.0万件、前年比2.1%増)、 ドイツ(約10.3万件、前年比0.6%減)、 韓国(約6.7万件、前年比4.1%減)、 中国(約6.0万件、前年比15%増)の順でした。

詳細につきましては、以下のWIPOのサイトでご覧いただけます。
https://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2018/article_0012.html