【中国】中国国家知的財産権局(CNIPA)が2019年度のデータを発表

2020年04月

2020年1月14日、CNIPAが2019年度の知的財産関連統計データを発表しました。発表されたデータの中から、発明専利に関する事項を以下にまとめました。

2019年度の発明専利(日本の特許出願)受理件数は対前年比9.1%減の140.1万件でした。
減少の要因は、中国国内出願人による出願件数が、対前年比10.8%減と大幅に減少したことにあります。一方で、国外からの出願は、依然増加傾向にあり、対前年比6.0%増の15.7万件でした。

PCT出願の受理件数は対前年比10.4%増の6.1万件でした。このうち、5.7万件が国内からの出願でした。

発明専利の登録件数は45.3万件であり、登録査定率は約44.3%でした。中国国内出願人による登録発明専利(36.1万件)のうち、職務発明は34.4万件であり、95.4%を占めています。

   出願件数前年比 登録件数 
 発明専利 合計 140.1万件 9.1%減 45.3万件
 国内 124.4万件 10.8%減 36.1万件
 国外 15.7万件 6.0%増 9.2万件
 PCT出願 合計 6.1万件 10.4%増 
 国内 5.7万件 9.4%増 
 国外 0.4万件 ―