【日本】「特許・実用新案審査ハンドブック」及び「特許・実用新案審査基準」が改訂されました。

2021年03月NEW

2020年12月16日、審査ハンドブック及び審査基準が改訂されました。
改訂審査ハンドブックについての詳細は以下のURLをご参照下さい。
https://www.jpo.go.jp/system/laws/rule/guideline/patent/handbook_shinsa/kaitei/202012.html
改訂審査基準についての詳細は以下のURLをご参照下さい
https://www.jpo.go.jp/system/laws/rule/guideline/patent/tukujitu_kijun/kaitei2/2012_shisa_kijun.html

審査基準の主な改訂点
1.第III部 第2章 第2節「進歩性」の改訂
・最三小判令和元年8月27日(平成30年(行ヒ)69号)「アレルギー性眼疾患を処置するためのドキセピン誘導体を含有する局所的眼科用処方物」の参考情報が追加され、
「引用発明と比較した有利な効果」に関する判断を当該最高裁判決に即して行うことが明確化されました。
・改訂審査ハンドブック 第III部 第2章 3202 「ヒト結膜肥満細胞安定化剤事件最高裁判決」へのリンクが追加されました。
https://www.jpo.go.jp/system/laws/rule/guideline/patent/handbook_shinsa/document/index/03.pdf#page=7
2.第I部 第2章 第8節「出願人との意思疎通及び審査のために必要な書類等の求め」の改訂
・出願人との意思疎通の手段として、電子メールの使用が明確化されました。
3.第III 部 第2 章 第5 節「発明の新規性喪失の例外(特許法第30 条)」の改訂
・新規性喪失の例外規定の適用を受けるための証明書の押印廃止に応じた改訂がなされました。

改訂後の審査基準は、2020年12月16日以降の審査に適用されます。

尚、最三小判令和元年8月27日(平成30年(行ヒ)69号)の詳細につきましては、弊所知財トピックス2019年11月掲載分をご参照下さい。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/7292/