【韓国】「臨時明細書」の電子出願の出願料を引き下げ-2021年2月15日より

2021年05月

韓国特許庁は、2020年3月30日より、自由な形式(臨時明細書)での出願を認めています。
「臨時明細書」につきましては、弊所知財トピックス2020年8月掲載分をご参照下さい。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/8456/

今般、韓国特許庁は、PDF等で作成した臨時明細書による電子出願の出願料を、
5万6,000ウォンから4万6,000ウォンに引き下げました。
また、臨時明細書で特許出願をし、その後に正式明細書を電子文書で提出する場合には、従来の補正料4,000ウォンの納付で手続きが可能です。

ただし、臨時明細書で特許出願をし、その後に正式明細書を書面で提出する場合には、書類の電子化費用の一部を負担する必要があり、補正料1万4,000ウォンに20頁を超える毎に1頁当たり1,000ウォンの納付が必要です。

韓国特許庁は、この値下げの理由を、速やかな特許出願を促すためとしています。