不正登録対応策(3)

3.サイバースクワッティングへの具体的対応策

ドメイン名の不正取得、不正使用に対しては、次のような方針で臨まれることをお勧めします。


(1)会社名、商品名等の重要な商標についてはあらかじめドメイン名の登録をしておく。

(2)他者に自己の商標をドメイン名として登録された場合には、交渉を行うか、
   仲裁機関の裁定、訴訟により解決を図る。

ドメイン名の登録費用はそれほど高額ではないため、無用な紛争に巻き込まれるよりは、あらかじめ、自社の商標・商号等に対応するドメイン名の登録をしておいた方が無難でしょう。また、万一、他人にドメインをとられたとしても、仲裁や訴訟で解決することが可能ですので、交渉をするにしても、法外な金額での交渉に応じるべきではないと思います。