私ども特許業務法人三枝国際特許事務所は、商標・意匠説明会を本年も5月28日（火）に開催いたしました。
 
　説明会は、商標や意匠の国内および海外における実務上の重要事項を皆さまにご理解いただき、知財を基礎にして貴社の企業活動を円滑かつ活発にしていただくことを目的としております。
　本年の説明会では、以下の内容について各々解説をおこないます。
 
　まず、商標の識別力について、今年の審査基準の改訂や近時の特許庁・裁判所の判断傾向を踏まえ、調査や出願等における留意事項について解説いたします。あわせて、識別力の判断が特に厳しいタイや、その他の外国の事情についても触れたいと思います。
 
　また、独占排他的な権利である意匠権や商標権をどのように活用して自社製品・サービスを守っていくか、当事者への対応等の一般的な手段のほかに、税関登録の活用や、インターネット通販運営会社への対応等、事例をまじえて解説いたします。
 
　さらに、不使用商標対策の唯一の手段である不使用取消審判について、実際の手続きの流れを踏まえ、争点になるポイントを説明したうえで、権利者側・第三者側双方の観点から注意点・活用方法等にも触れたいと思います。
 
　加えて、今後より重要性が増すと思われるインドについての商標・意匠実務の動向等を、インドより帰国間もない東京オフィスの羽鳥弁理士より、約２年のＪＥＴＲＯニューデリーの駐在経験を踏まえてご説明いたします。
 
　何かとご多忙とは存じますが、大阪での説明会開催要項をご覧のうえ、ぜひ、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
 
　なお、東京説明会は、7月5日（金）に霞ヶ関ビル東海大学校友会館において別テーマで開催いたします。改めてご案内を差し上げます。