【日本】特許庁、「特許庁ステータスレポート2018」を公表

2018年06月NEW

2018年3月29日、特許庁は、特許庁ステータスレポート2018を公表しました。
*下記URLをクリックして、特許庁ウェブサイトからご覧になれます。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toukei/status2018.htm

このステータスレポートは、2017年の特許庁の取組や統計情報を取りまとめたものです。
注目すべき2項目について、簡単に説明します。

 

1.特許出願件数
2017年において、特許庁への特許出願件数は318,479件であり、5年ぶりに減少から増加に転じました(第1部第1章第1節第5頁1-1-1図ご参照)。
これは、国際特許出願件数*1が伸びた(62,530件、2016年比2,637件増)ためで、国際特許出願を除く特許出願件数*2は2016年に比べて微減です(255,949件、2016年比2,539件減)。
なお、国際特許出願件数だけを見ると、2017年は最も件数が多いのが分かります。
*1:国際特許出願とは、特許協力条約に基づく国際出願であって指定国に日本国を含み、かつ日本国特許庁に国内書面が提出された特許出願です。件数は、国内書面の提出の日を基準にカウントします。
*2:特許出願件数は、特許権の存続期間の延長登録の出願を含みます。

2.一次審査通知までの期間(FA期間)と権利化までの期間
2016年度(2016年4月-2017年3月)のFA期間*3は平均9.4ヶ月であり、権利化までの期間*4は平均14.6ヶ月でした(第2部第1章第37頁2-1-1図ご参照)。
*3:FA期間は、審査請求から審査官による審査結果の最初の通知(主に特許査定又は拒絶理由通知書)が出願人等へ発送されるまでの期間です。
*4:権利化までの期間は、審査請求から取下げ・放棄又は最終処分を受けるまでの期間です。

2017年11月に当所ホームページ知財トピックスでご案内した特許行政年次報告書2017年版に記載されていた、2015年のFA期間及び最終処分期間(すなわち権利化までの期間)と比べると、何れも僅かながら短くなっています。
2017年11月の当所ホームページ知財トピックスは、こちらをクリックしてご覧ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/4421/