【インド】日インドPPH試行プログラム申請受付開始(第3期)

2022年03月

日本国特許庁 (JPO) とインド特許意匠商標総局 (CGPDTM)は、2019年12月から、2国間特許審査ハイウェイ(PPH)試行プログラムを実施しています。
詳細につきましては弊所知財トピックス2020年1月掲載分をご参照ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/7531/

日インドPPH試行プログラムの第3期の申請受付が、2021年12月20日に開始されました。
JPO及びCGPDTMが受理する申請件数は、それぞれ年間100件までとなります。また、1出願人あたりのCGPDTMへの申請件数は、年間10件までとなります。
現地代理人の情報によりますと、CGPDTMは、今期、2021年12月25日の時点で、すでに16件の申請を受理しています。

留意事項
CGPDTMへのPPH申請要件の一つとして、「PPH申請された出願が審査官に割り当てられていない」ことがあります。すなわち、PPH申請の対象となる出願がすでに審査官に割り当てられている場合は申請が却下されます。
審査官への割り当て状況につきましては、以下のURLからご確認いただけます。
https://ipindiaservices.gov.in/publicsearch
ご確認方法につきましては、以下のURLをご参照ください。
https://www.jpo.go.jp/system/patent/shinsa/soki/pph/document/japan_india_highway/inpass.pdf

尚、PPH申請には、審査請求を行っていない場合は通常60,000ルピー(約90,000円)、審査請求を既に行っている場合は通常40,000ルピー(約60,000円)の手数料が必要となります。

PPH申請手続きの詳細につきましてはJPOの下記ウェブサイトをご参照ください。
https://www.jpo.go.jp/system/patent/shinsa/soki/pph/japan_india_highway.html