海外での権利取得

3.各国の意匠制度

3)台湾

1949年特許法に基づき、2004年7月1日施行の改正法が適用されてきました。新たな改正法が2011年11月29日に可決され、2013年1月1日から施行されています。

(1)どのような意匠が保護されるのか?

視覚を通じて評価することができる物品の新規な形状、模様、色彩又はそれらの組み合わせについてなされた新規な創作が保護されます。
なお、下記に該当する意匠は保護対象とはなりません。

純粋に機能的な物品の形状に関する意匠
純粋に芸術的な創作、美術工芸品に関する意匠
集積回路の回路配置、電子回路配置の意匠
公序良俗に反する意匠

(2)どのような手続をとるのか?

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  ①出願
  知的財産局に出願します。
  新たな法改正により、部分意匠の出願が認められています。
  ②審査
  方式審査および実体審査
  ③登録
  登録料納付後、特許証書が発行され、公報に掲載されます。

(3)権利の存続期間

  出願日から12年です。
  延長は認められません。

(4)出願から登録までに要する期間

  早いもので半年、平均すると1年半程度かかります。

(5)新規性

同一または類似の意匠が出願日前に世界のいずれにおいても公表または公然に使用されていないこと
当業者が容易に創作できないこと

6)新規性喪失の例外

出願人の意に反して出願日前6ヶ月以内に意匠が開示された場合。
台湾政府が後援または承認した展覧会における展示によって、出願日前6ヶ月以内に意匠が開示された場合。
出願人の行為に起因して意匠が刊行物に開示された場合。
新規性喪失の例外規定の適用を受けることができます。
適用を受けるためには、所定の証明書の提出が必要です。

 

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