実用新案制度とは

1.制度の目的

実用新案制度は、小発明(考案)の保護および利用を図ることにより考案を奨励し、産業の発達に寄与することを目的としている。この実用新案制度は、無審査登録制度を採用しており、無審査登録制度は、迅速な権利設定ができるのでライフサイクルの短い技術分野にとって有効である。

2.保護の対象

実用新案制度の保護対象は、物品の形状、構造又は組合せに係る「考案」である(実用新案法第1条)。従って、以下のものは保護対象外となる。

・方 法 製造方法、測定方法などは対象外である。
・形状のない物品 化学品、合金、医薬など、形状や構造(化学構造などでなく、目で見える構造)が特定されない物質そのものは対象外である。


保護対象の「考案」は、技術的思想の創作である点で発明と同質であるが、発明ほど高度性がないものである。


Last Update: April 1, 2012